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去年の読書テーマが「池田勇人」だったので、今年は「良寛さん」にしようとおもって資料集めをはじめました。先日、新潟に行ったのも良寛さんの史跡めぐりがテーマ。
池田勇人はわかりやすくていいですね。人間味豊かだし。正直者という雰囲気があるし。反対に良寛さんは難しいです。

地元の子供たちと鞠つきして遊んだという逸話と「いろは」「天上台風」の女性的な書からのイメージは優しい中性的な美男というイメージなのですが、肖像画でみると、俳優の笹野高史さん顔ですよね。名バイブレーターとしてはいい味出しているけど。映画化されればイケメンの人が主役を演じるのでしょう。

お父さんは後に自殺してしまうし、名主だった生家はやがて没落してしまうし、家庭的には不幸な人でした。一説には出家の原因には、若い結婚で奥さんと子供を亡くしたという説もあります。なんか孤独な人というイメージですね。

国上山の中腹に「五合庵」という小さな家を建ててすんだものの、寒風の吹きすさぶ越後で布団一枚で20年暮らせるのだから、ものすごい体力の人ですね。四国や九州や会津の簡単に歩いていく、むちゃくちゃな健脚の人だし。「五合庵」の意味は1日お米五合。ものすごい大飯喰らいだよね ! 

一番好きな逸話は、ある檀家で不良息子が暴れまくっていたとき、良寛さんが出てきて、その不良息子のわらじの紐を結んでやっただけで、突然に改心してしまうという話が残されています。人を論理的に攻めたり、お説教するというイメージもないですよね。でも、何かしら強烈な磁力のようなものを持っていた人なのかもしれません。
どんな人でも癒してしまうという究極の「優しい人」だったのでしょうか?

でも、なんか人間像が見えてこないです。どんな雰囲気のどんなオーラを持った人なのでしょう。『マザーテレサ」の方がまだ、想像できそうな気がします。「良寛さん」ってわかりやすそうで難しいです。

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