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1980年代にシティーボーイズとしてテレビに出てきたときはわけのわからない暴力キャラでした。
アイドルの髪引っ張って泣かしたり、かってにお尻出したり、どこまで本気でどこまでが芸風なのかわからないような「怖いダメだし」を後輩にしてみたり(楽屋でフォローしていたのかな?)、もうメチャクチャでした。斉木しげるという優等生キャラと、きたろうのオタク的ボケキャラというバランスの中では面白かったものの、30過ぎて危ないおじさんというイメージだったかな。

ところが最近は、活動範囲が広がってきて、ラジオパーソナリティーから渋い役者から政治コメンテーターまでできるマルチなタレントとして活躍する人になってしまいました。
しかも、いつの間にか東京大学教育学部付属高卒という肩書きのにおう硬派の印象まで持たれるようになってしまいました。文句なしの大化けですね。東国原知事がもっとも尊敬する人が彼とも言われるし。

元祖「キレ芸」もカンニング竹山君より、この人の方が先かもしれません。ただ、この人の「キレ芸」には、この人なりのテーマがあったのかもしれません。

昔、ヒロミが新人のころ、ビートたけしやタモリといった大御所の頭をたたいたり、小ばかにするようなつっこみをして人気があって、同時のインタビューで、「すごい人たちが頭たたいても喜んでくれたからいいけど、怒られたらおわりだった」と語っていたのを覚えています。

「大竹まこと」氏も同じだったのかもしれません。テレビで暴れて、どこまでが許されて、どこまでか「干されて」しまうのか、必死になって探っていたのかもしれません。子供たちが学習する“けんかの作法”みたいなものを芸能界で探っていたのかも知れません。
そう考えると、この人、すごい人だと、素直に尊敬してしまいます。

自分の好みでは、大河ドラマとか邦画の時代劇とかで裏切りや謀略に苦悩する切れ者の「ナンバー2」みたいな役が似合うかな、なんて勝手に想像しています。

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