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魔王天神社

富士を旅する時は、道の駅「なるさわ」を基点にすると便利。
標高も1000メートル近くあって、夏でも涼しい。

魔王天神社は道の駅「なるさわ」から、徒歩でも3分で行ける静かな神社。
駐車場もあるので、密かに仮眠させてもらうことも。セブンイレブンのお店も近くにあるし。

十数年、毎年のように訪れているものの、ここが「第六天神社」の一つであることを認識したのはつい最近。

この「第六天」という神様は、関東周辺に祠・地名・神社跡として確認されているものは、約5000。
(地元で調べると、岩舟町・葛生・古河・下妻にも地名が残っていた)

もともとインドの「他化自在天」というマイナーな神様だったのに、突如として民衆に圧倒的に支持されてのも不思議。

日本の神社総数が11万といわれるので、本来ならば稲荷・八幡につづく巨大信仰グループに発展したはずなのに、
忽然と歴史から消滅してしまった謎の存在。

謎が新たな謎を呼んで、逆にいろいろな歴史の世界に連れて行ってくれるのが「第六天」の魅力かも。

調べると「北条早雲系」「真言密教系」「比叡山系」「法華経系」「修験道系」といろいろ複雑な系統があるのも、
謎なところ。

個人的には「南インドに発生した原始キリスト教系大乗仏教の異分子の発展形」とイメージしているのだけど、
どうだろう。

空海が中国で密教を学んだおり、さらに景教を取り入れて、東方キリスト教独特の社会福祉思想を発展させて、
それを「第六天神社」という形にしたという説もあってかなり複雑。

「第六天」は織田信長が信奉していたことで有名だけど、その奥にインドのキリスト教や、それ以前のユダヤ教や
ギリシャ神話まで見えてくると、それまでとは違った信長像まで浮かび上がってくるような・・・。

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治療室「サン光」webページ http://www.geocities.jp/sanko3911/
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