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羽黒山で15年ぶりに御神籤を引いてみたら、「大吉」でした。迷信と思いつつも気分いいですね。
家に帰って、ライター時代のネタ帳で調べてみたら、大吉17パーセント、中吉が35パーセント、末吉30
パーセント、大凶4パーセントぐらいの配分で入れるのが一般的と書いてありました。出展は、20年くらい前の青春出版社の「ビック・トゥモーロー」だったかな。
どうせなら、全部大吉にすれば、世の中明るくなるのに・・・。なんて思ってしまいます。
山形県・ 羽黒山で「気」のパワーをもらう
20年前から行きたいと思っていて、ようやく8月5・6日で実現できました。
森が深くて、何事かを感じてしまいます。
テーマは「蜂子皇子」羽黒修験道の開祖であり、聖徳太子のいとこであり、お父さんの崇峻天皇は案策されてしまうという、難しい政治的立場の人で、どこかで小説にしてみたい主人公でした。
彼の顔は「狼」に似ているという伝説があり、それが同時に古代日本の「○○大神」の言霊の母体にもなるのでしょう。人の苦しみを取り除くがゆえに「能除太子」とも呼ばれ、古い文献には「姿醜く心強し」と評論される人でした。
殺される寸前だった蜂子皇子を助けてたのは、佛教派の聖徳太子とも言われ、ここに単なる仏教徒でない聖徳太子のスケールの大きな思想が見えるようにも思います。
ひところは冥王星と幽王星を並列して使っていたらしいです。そのうち、冥王星の方が一般化して、決定されたみたいです。だいだい、ギリシャ神話の言葉を直訳するので、そうしたことが起きるのでしょう。
冥王星という響きのほうが、太陽系の果てというイメージがしますしね。
商品もそうですが、ネーミングの影響は大きいですよね。
次期「NHK大河ドラマ」の有力候補 北條早雲
戦国の魁 早雲と北條一族 新人物王来社
たしか、そろそろ次々年度の大河ドラマの制作発表があるんですよね。
10代のころ脚本家になりたかった私は、つい、ドラマの主人公とかのキャスティングを勝手にやってしまいます。北條早雲という人は54歳で初めて歴史に出てきたという人なので、メインキャストは役所さんかな、とか、ちょっと若作りして椎名くんかなとか、勝手に想像して楽しんでいます。
ドラマとしての早雲の魅力は、彼がまったくの無名時代に集めた6人の仲間たちが、30年から50年たった後でも、まったく仲間割れせず、それぞれが、家老級に出世して、ひとつのベンチャー物語としても、友情物語としても成立するところです。
また、早雲には前半生になぞの50年というとてつもない経歴があるため、あるいは京都の役人時代に家族がいたのではないか、とか、戦国武将なのに本気での出家経験があるという不思議な経歴をもっているということです。有名な四公六民政策も、ことばで表現するのは簡単ですが、貧乏が好きな野心家というのは、かなり矛盾する存在だと思います。
「早雲」とは嵐の前後の雲とか、朝焼けの雲という意味があるといわれますが、そういう言葉を堂々と名前に使ってしまう感性に、歴史に前例のない「革命家」としての魅力を感じてしまいます。